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- 目次 -

1.はじめに
1

2.適用
  バージョン
1

3.動作に
  必要なもの
1 2

4.インストール
  手順
3

5.使用する前の
  準備
4

6.ソフトウェア
  の使い方
5  6  7  8
9 10 11 12
13 14

7.エンジン情報
 センサ情報一覧
15 16 17
18

8.FAQ
19 20 21
22




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ダイアグスキャナー 取扱説明書
ダイアグスキャナー 取扱説明書
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d. エンジン情報

OBDのそもそもの目的は、エンジンの排出ガスを環境規制に適合させるために、エンジンの状態を確認するための機能です。不具合等でエンジンの調子が悪いと、より汚い排気ガスを出すことになります。 自動車が対応している場合、その機能を使用してエンジンの動作状態を知る基本的な情報を取得することができます。

@ 概要
[接続] ボタンが押されていて車両との通信中に、[センサ情報] タブを表示させるとエンジンの状態を示す情報がリアルタイムで表示されます。

取得できる情報は、巻末に記載されている 「エンジン情報、センサ情報一覧」 を参照してください。車両が対応していない情報は、濃い灰色の背景色で --- と表示されます。設定で取得を無効にしている情報は、薄い灰色の背景色で --- と表示されます。
右上の赤字は、受信中の最大値を示します。 右下の青字は、受信中の最小値を示します。
切断をして再び接続をすると、最大値や最小値はすべてリセットされます。 アプリケーション終了時にもリセットされます。




A 設定
取得する情報は、値の補正やサンプリング周期の調整ができます。 不要な情報は取得しないように設定することができます。 不要な情報を取得しなければ、車両のコンピューターに無駄な負荷が掛からなくて済みます。 取得したい情報のサンプリング周期の遅延を防ぐことができます。

(1) 各設定は、情報取得設定で調整できます。
情報取得設定は、メニューバーの[設定(S)] の中にある [情報取得設定] を選択して開きます。
[接続] ボタンが押されていて車両との通信中のときは、情報取得設定などを選択することができません。


(2) 各項目にあるチェックボックスのチェックを外すと、情報取得が無効になります。 不要な情報を取得しなければ、車両コンピューターや通信バスに掛かる負荷が軽減できます。 負荷の軽減は、取得したい情報のサンプリング周期の遅延を防ぐことができます。 一番上のタブを切り替えることで、各項目の情報を切り替えることができます。


(3) 各項目にある「ms」という単位の左側の枠が、その情報のサンプリング周期です。 例えば、冷却水温の初期値は1400ms ですが、100と入力すれば100ms間隔で情報を取得することができます。 しかし、冷却水温は緩やかに温度変化するため、100msでサンプリングしても意味がありません。 情報の特性を理解して、適切なサンプリング周期を設定することが重要です。 2010年頃までの古いコンピューターが搭載されている車両では、サンプリング周期を小さくしてもコンピューターの処理能力が低いため、 遅延によってサンプリング周期が大きくなる場合があります。


(4) 各項目にある、f(x)=□x+□ の値を変更すると、表示値を調整することができます。 左側は乗算値、右側は加算値を設定することができます。 例えば、乗算値に 0.01 と入力すれば、取得値を100で割った値を表示することができます。 加算値に -10 と入力すれば、取得値を10で引いた値を表示することができます。 乗算値や加算値は、30000 〜 -30000 の範囲で設定でき、小数点も設定できます。


具体的な補正例としては、以下の例が挙げられます。

1) バッテリ電圧
バッテリ電圧は車両通信機のマイコンが測定している値のため、そのままでは実測値との誤差がある場合があります。 校正済のテスター等で測定した値との差分値を加算値に設定すれば、テスターの測定値と同等の値を表示することができます。
2) 点火時期
点火時期は、角度の定義が通常と異なっていたり、0°の定義が圧縮上死点でない場合があるようです。

温度センサやO2センサなどは、実測値との差があっても調整してはいけません。 エンジンコンピューターは、その誤差を含む値を使用して制御処理しています。 差がないようにするには、配線の接点抵抗を減らす等の修理する処置が必要です。 センサ自体に問題がある場合は、センサを交換する必要があります。 配線やセンサに問題がなければ、コンピューターが壊れている可能性もあります。 ほとんどの不具合や実測値とのずれは、センサの設計精度や劣化(摩耗や汚れ含む)、故障が原因です。


(5) 設定ウィンドウの左下にある [初期化] ボタンを押すと、情報取得設定のすべてのパラメーターが初期状態になります。一度消してしまうと元に戻せなくなるので、注意してください。



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