Copyright (C)SUWA TSUSHIN NETWORK.
All Rights Reserved. TOPへ戻る
スポンサードリンク

No.5084 2025.11.27




格安中華 2.5インチSSDを検証してみる








□1.中華格安品の品質向上

SSDとメモリ価格の暴騰でAmazonブラックフライデーでもセール品がほとんどありません。
しかし中華系の海外通販サイトでは、SSDが格安で販売されています。
11月11日は独身の日セールが開催され、クーポン利用でさらに格安になります。
実際にどんな感じなのか買って確かめてみました。



□2.評価は上々

1つ目は、SomnAmbulist (ソムナンブリスト) 256GB です。
送料込み、クーポン適用で1個2,000円 (2025年11月)でした。




ラベル面です。安っぽさはありません。




中身の基板です。昔は最悪の場合、中身はmicroSDと変換基板である粗悪品も存在したようですが、キチンとそれっぽい部品が付いています。




背面です。未実装面からBGAのNANDであることが分かります。




NAND ICは、レーザーで元の刻印が塗りつぶされてリマークされています。
左右で別々のNAND ICが実装されているようです。




コントローラーには、Yeestor YS9082HP が使用されています。
格安SSDの定番コントローラーのようです。




CrystalDiskInfoの表示です。型番等の表示が無く、単にSSDとだけ表示されています。
初期不良ブロック数が456となっています。
NAND ICの検査で不良と判定されたものを仕入れて実装しているようです。
NAND ICの場合、HDDのように不良セクタが1度出来ると加速度的に増えていくといったことがなく、 初期不良ブロック数の領域以外は正常に使用できるため、 このような使い方ができます。




ベンチマーク結果です。Read、Write共に普通な値です。
という訳で、普通のSSDが格安で手に入りました。




2つ目は、Bestoss (ベストス) 240GB です。
送料込み、クーポン適用で1個2,400円 (2025年11月)でした。




パッケージやラベルは、少し安っぽいです。




中身の基板です。1つ目の基板と似たようなレイアウトです。




NAND ICの表面は、パッケージに似たような樹脂材が塗布され、レーザー刻印されています。




コントローラーには、Yeestor YS9082HP が使用されています。
1つ目と同じです。




背面です。




CrystalDiskInfoの表示です。Bestoss S201とメーカー型番が表示されています。
こちらも初期不良ブロック数が274となっています。
こちらもNAND ICの検査で不良と判定されたものを仕入れて実装しているようです。




ベンチマーク結果です。Read、Write共に普通な値です。
という訳で、こちらも普通のSSDでした。
中華製でも、粗悪品は昔の時代の話のようです。










関連レポート

>> 中古HDD、SSD、NVMeの買い方



>> CHUWI Gemibook M2 SSDを交換してみた


スポンサードリンク

TOPへ戻る


ご利用条件
 Copyright (C)SUWA TSUSHIN NETWORK. All Rights Reserved.