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No.5026 2021.5.8




Windows10のRAID機能を使ってみる





まともなRAIDボードがないので、Windows10のRAID機能を使ってみました。
アクセス速度が遅くなる等の問題も起きず、簡単に安心して使えます。
メリットしかないことが分かったので、簡単に紹介します。



□1.ミラーリングの構築方法

ミラーリング(RAID 1)の構築方法について紹介します。
新品もしくはパーティションがない空のHDDを2台、パソコンに接続しておきます。
スタートメニューから「こんぴゅー」と日本語入力し、コンピューターの管理を実行します。




ディスクの管理を開きます。
新品のHDDを接続した場合、ディスクの初期化というダイアログが表示されるので 「GPT(GUID パーティション テーブルXG)」を選択してOKをクリックします。
表示されない場合、該当のHDDの「ディスク※※ べーシック ****GB オンライン」を 右クリックして「GPTディスクに変換(V)」を選択します。




ミラーリングに使用したいディスクを1つ選択して、右クリックして「新しいミラーボリューム(R)」を選択します。




「新しいミラー ボリューム ウィザードの開始」というダイアログが出るので「次へ(N)」をクリックします。




「ディスクの選択」という画面が出ます。ミラーリングで使用する他のドライブを選択して「追加(A)」をクリックします。




ディスクが追加されたので、「次へ(N)」をクリックします。




使用したいドライブレターを選択して、「次へ(N)」をクリックします。




新品のHDDを使用する場合は「クイック フォーマットする(P)」にチェックを入れて、 ローレベルフォーマットのされていない使用歴のあるHDDを使用する場合はチェックを外して、「次へ(N)」をクリックします。




ウィザードの完了画面が出るので、「完了」をクリックします。




以下のダイアログが出る場合があるので、「はい(Y)」をクリックします。




正常にミラーリングのディスクができました。





□2.WindowsのRAID機能を使う利点

(1) CrystalDiskInfo などでディスクの状態がチェックできる。
ハードウェアRAIDでディスクを構築すると専用ディスクとして認識されてしまい、 CrystalDiskInfo 等で個別のディスクの状態を確認することができません。 Windows機能でRAIDを構築した場合、各ディスクの状態がチェックできます。 ハードウェアRAID付属のソフトは、品質が悪いものがほとんどです。




(2) Windowsの標準機能である。
ハードウェアRAIDは、新興メーカーや中小メーカー製がほとんどです。 大手メーカーであっても品質が良くないものがあります。 WindowsのRAIDは、Microsoft社のWindows標準機能ですので、最低限の品質は確保され、何か問題があるときはWindows Updateで更新プログラムがリリースされるはずです。

(3) 信頼性が向上する。
マザーボードのチップセットで動くSATAポートに接続すれば、RAIDボードもしくはSATAインタフェースボードを使用する必要がなくなります。部品点数が少なくなれば、故障率も下がります。 チップセットはIntelもしくはAMD製ですので、これもまた一定の品質が確保され、ドライバに問題がある場合はバージョンアップされて公開されるはずです。



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