Copyright (C)SUWA TSUSHIN NETWORK.
All Rights Reserved. TOPへ戻る
スポンサードリンク

No.2762 2025.9.12




ムーヴコンテ/ピクシススペース L575A ドライブシャフト オイルシール交換





FF車は、トランスミッションとデフが一体化されているため、いわゆるデフのサイドシールの交換です。
交換にはドライブシャフトの取り外しが必要です。ドライブシャフトブーツの交換時に一緒に交換すると手間が省けます。

ドライブシャフト取り外しについては、
レポートNo.2761 ムーヴコンテ/ピクシススペース L575A ドライブシャフトブーツ交換  を参考にしてください。



□ 1.サイドシールには左右がある

見た目は同じですが、左右で品番が異なります。
助手席側が90043-11421、運転席側が90043-11422 です。
外形が2mm、厚さが0.5mmほど違うようです。

社外品は武蔵オイルシール工業から出ていて、 助手席側がD6243、運転席側がD6244 です。
ぱっと見比べた感じでは社外品のほうが品質が良さそうですので、今回は社外品を使いました。




助手席側です。
古いオイルシールは、バールのようなものでシールの端を引っ掛けると簡単に外れます。
バールのようなものは、ミッション側を傷付けないようにバリや角を取っておきます。




新旧比較です。ゴム部分の硬化やひび割れ等は発生しておらず、まだ十分に使えそうな感じでした。




裏面です。




シールを外したら、汚れ等をチェーンクリーナー等を付けた布などで拭き取って清掃します。




シールのはめ込みは、塩ビパイプを使うと楽にできます。
写真の物は、セキスイ TS径違いソケット 呼び径50×30 (モノタロウ注文コード:34659475)です。




シリコンスプレーを吹きかけたシールを、ミッション側に手で軽くはめ込みます。 写真のように塩ビパイプをシールに充てて、塩ビパイプをハンマー等で均等に叩いていくと簡単にはめ込めます。




新しいシールをはめ込んだ状態です。テカテカしているのはシリコンスプレーのせいです。シールとアルミ部分で段差が無いようにはめ込みます。




運転席側も、同じ要領で交換します。




実際のバールのようなものを使った例です。写真だと上側に引っ掛けていますが、 右側に当てたほうがスルッと抜けます。




スポンサードリンク

TOPへ戻る


ご利用条件
 Copyright (C)SUWA TSUSHIN NETWORK. All Rights Reserved.