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No.0011 2021.3.6




ルネサス RX621 (1) ターゲットボードを入手する






□ 1.ルネサスのマイコン

ルネサスのマイコンには大きく分けて3種類あります。 RXはミドルレンジで、ルネサス独自コアの32bitマイコンです。 RAは同じくミドルレンジのARMコアのマイコンで、2020年頃から市場に出回り始めました。 RL78はローエンドで、ルネサス独自コアの16bitマイコンです。

今回は、RXマイコンのRX62NシリーズであるRX621を使ってみます。2010年頃に発売された古いマイコンです。



図 ルネサスマイコンの種類




□ 2.ターゲットボードを入手する

マイコンのチップのみ入手しても使用できないため、 あらかじめ基板に実装された状態のものを入手します。
今回は秋月電子で売られている「RX621マイコンボード」を使用します。 価格も安く、基板動作用の5V電源はUSB端子に接続して使用できます。 似たような名前に「RX621マイコンボード開発セット」がありますが、付属のCDは使用しないため、単品で購入したほうがお得です。
他にはピンヘッダや、このターゲットボードと接続する大きめのユニバーサル基板などを購入します。 USBケーブルは100円ショップの物で十分ですが、コネクタ形状が古く取り扱っていない場合があるため、秋月で購入したほうが良いでしょう。
配線が面倒な場合は、マザーボード基板(K-07256 3,200円)を購入する手もあります。




RX621マイコンボード K-05763 2,700円
両面スルホール・ガラス・ユニバーサル基板Aタイプ2.54mmピッチ(155×114mm) P-00185 400円
ピンソケット (メス) 2×20 (40P) C-00085 80円×2個
ピンヘッダ 2×20 (40P) C-00080 50円×2個
USBケーブル USB2.0 Aオス−ミニBオス 1.5m A−miniB C-07606 110円


この後の話で出てくるデバッガは、RENESAS E2 lite を使用します。 本当はRENESAS E1のほうが良いのですが、すでに販売終了しているため、E2 liteを使用します。 どちらも機能的には、ほぼ一緒のようです。持っていない場合は、上記のターゲットボードと一緒に購入します。
デバッガとユニバーサル基板を接続するコネクタは2種類あり、どちらか好きなほうを使用します。
マイコンとデバッガの接続には10kΩの抵抗が6個必要ですので、持ってなければ購入します。


E2エミュレーター Lite M-10459 7,680円
ボックスヘッダ 14P(2×7) C-10901 25円
ボックスヘッダ ライトアングル(横型) 14P(2×7) C-13179 30円

カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/6W10kΩ (100本入) R-16103 100円





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>> ルネサス RX621 (2) デバッガを入手する


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