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No.0031 2021.3.28




ルネサス RA4W1 (1) ターゲットボードを入手する






□ 1.ルネサスのマイコン

ルネサスのマイコンには大きく分けて3種類あります。 RXはミドルレンジで、ルネサス独自コアの32bitマイコンです。 RAは同じくミドルレンジのARMコアのマイコンで、2020年頃から市場に出回り始めました。 RL78はローエンドで、ルネサス独自コアの16bitマイコンです。

今回は、RAマイコンのRA4W1を使ってみます。2020年5月に発売された、Bluetooth5.0 対応がウリのマイコンです。



図 ルネサスマイコンの種類




□ 2.ターゲットボードを入手する

マイコンのチップのみ入手しても使用できないため、 あらかじめ基板に実装された状態のものを入手します。
今回はルネサスから公式で販売されている「EK-RA4W1」MCUグループ評価キットを使用します。 価格も安く、デバッグツール(J-Link OB)が内蔵のためE1などが不要です。 マニュアルやサンプルソフトは、ルネサス公式サイトからダウンロードできます。





ピンヘッダや、このターゲットボードと接続する大きめのユニバーサル基板などを購入します。基本的な考え方はRX621と同じですので、そちらを参考にしてください。
マイコンと接続は、CN7、CN8を使用します。ピンヘッダは、14pin2列が2個必要です。
電源(VCC 3.3V、GND)はCN1を使用します。ピンヘッダは、8pin1列が1個必要です。


EK-RA4W1 ユーザーズマニュアル R20UT4683JJ0100 Rev1.00 より



内蔵のデバッグツール(J-Link OB)を有効にするには、ボード上のスイッチを切り替える必要があります。マニュアルに記載がありますが、初期状態では使用できないため注意が必要です。







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>> ルネサス RA4W1 (2) 開発環境をインストールする


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