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No.0014 2021.3.6




ルネサス RX621 (4) デバッガとマイコンと接続する






□ 1.デバッガとマイコンと接続する

秋月電子で購入した、RX621マイコンボードとデバッガを接続します。 直接繋げることができないため、ユニバーサル基板を介して接続します。



□ 2.RX621マイコンボードのはんだ付け

RX621マイコンボードにピンヘッダ(オス)をはんだ付けします。
ピンヘッダが斜めになってしまうと、ユニバーサル基板に取り付けできなくなります。 ピンソケット(メス)も挿し込んでユニバーサル基板上に仮置きすると、斜めになりません。



はんだ付け後の状態です。




□ 3.ユニバーサル基板のはんだ付け

RX621マイコンボードにピンソケット(メス)を挿し込んで、ユニバーサル基板上に仮置きします。
デバッガ接続用のボックスヘッダ 14Pも仮置きします。 レイアウトは自由でかまいませんが、RX621マイコンボードのCN1、CN2の近くにボックスヘッダ 14Pを置くと、今後LEDやボタン、センサなどを配置するときに邪魔です。
今回は、何も考えずテキトーに置きました。



配線は、
「 E1/E20/E2エミュレータ, E2エミュレータLite
  ユーザーズマニュアル別冊(RX接続時の注意事項) R20UT0399JJ1300 」

「 2.4.2. 14ピンコネクタでのRX621, RX62N, RX62T, RX62GグループJTAG接続 」
を参考にします。このときのプルアップ抵抗は、10kΩにします。 図中のリセット回路とオープンコレクタバッファは、不要ですので付けません。 MD0、MD1は、マイコンボードのCN4で対応するため配線しません。



このときの回路図は、以下のようになります。
RX621_E1_接続図.xlsx



はんだ付けが完了した状態です。



ショート防止で、マスキングテープ等を貼っておきます。




□ 4.RX621マイコンボード CN4の設定

マイコンボード AKI-RX62の回路図に以下の記載があります。



「RX62Nグループ、RX621グループ ユーザーズマニュアル ハードウェア編 R01UH0033JJ0140 」(以後、ハードウェアマニュアル)の「3. 動作モード」、「3.1 動作モードの種類と選択」には以下の記載があります。



デバッガ使用時は「シングルチップモード」で動作し、RX621マイコンは「リトルエンディアン」で動作します。 よってCN4は、OFF、ON、OFF、OFF と変更します。スイッチ上部のフィルムは、輸送時の傷防止用だと思うので、剥がしてしまってかまいません。






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