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ピンセットのように部品をつまんで、測定できるLCRメーター ZOYI ZT-MD1 です。
中華通販サイトにて、3,500〜4,000円程度で販売しています。
1608サイズのチップコンデンサです。
写真のようにつまめるため、片手で測定できます。
0.1uF(100nF)の測定結果です。
村田製のコンデンサですので精度に問題ないはずですが、低めの値が表示されました。
1uF(1000nF)の測定結果です。
同じく村田製ですが、低めの値です。
測定時の電圧や周波数を変更することができます。
先ほどは1kHz、今回は10kHzにて測定です。周波数を上げたためか、静電容量もより小さく表示されています。
今度は0.6V-100Hzです。周波数を下げたためか、静電容量が大きく表示されています。
コンデンサは周波数が低いほど電気を通しにくい性質を持つため、等価直列抵抗Rsの値が大きく表示されています。
1608サイズのチップ抵抗です。
コンデンサよりも厚さが薄いのですが、キチンと摘まんで測定できます。
1kΩの測定結果です。
キチンと定数通りの値が表示されました。
チップインダクタはあまり使わないので、電源回路用のインダクタを測定します。
円筒状のリール部品の場合、摘まもうとすると部品が回転してしまいます。
片手で部品を持って、もう一方の手で摘まむと測定しやすくなります。
100uHの測定結果です。秋月での購入品ですので、物は悪くないはずです。
それっぽい値が出ています。
という訳で、チップ部品の定数がどのくらいかを測定する機会が多い場合は、
とても効率的、効果的なツールだと思います。
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