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No.ds11206 2024.2.25



電気CAD DesignSparkPCB 11


ティアドロップを入れる






□ 1.内容

ビアやスルーホールにティアドロップを追加してみます。


□ 2.手順

PRO版(ENGINEER版)では、ティアドロップを自動で入れる機能があります。残念ながら無料版では無効になっています。しかしこの機能、細かい設定ができず微妙な感じですので、この機能を使うために有料版にするのはおススメしません。





今回はこの部分にティアドロップを追加してみます。





「Add Copper Closed Shape」で直角三角形を描きます。





線を引く前に、「Change Layer...」で現在のレイヤーを確認します。 もちろん適当に選んで引いて、後に層を移動してもかまいません。





「New Layer」 を「Top Copper」にしてOKを押します。





三角形の線が太すぎるので細くします。





線を選択して、右クリックでメニューを開き、「Change Style...」を開きます。





Width に 0.001と入力してOKボタンを押します。





シャーブな三角形になりました。





微調整して妥当な形にします。





作成した図形にネットを追加します。
右クリックでメニューを開き、「Add to Net」を選択します。





ティアドロップを入れる部分と同じネットを入れます。
今回はGNDのビアに入れるので、GNDを選択してOKを押します。





同じネットになったので、ラッツネットが表示されました。





反対側にも同じ形状を入れるために、コピー&ペーストで複製します。
「Ctrl + C」、「Ctrl + V」で複製できます。





キーボードのFキーで反転、Rキーで回転できます。





綺麗に配置すれば完成です。





他のネットでベタを入れても、キチンとティアドロップ部分が認識されて避けられています。








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