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No.2578 2025.8.20



BMW E46 マフラー脱着、ボルト折れ、エキマニの取り外し






□ 1.絶望の時間

軽自動車ですら、折ってしまったら悲しくなるマフラー関係のボルト。
なんとE46のエキマニとフロントパイプを連結するボルトを折ってしまいました。ボルトはハブボルトのようにエキゾースト側に圧入されているタイプのため、エキマニを外すしか方法がありません。
ちなみに残った1本もナットを舐めてしまい、バーナー加熱&ナットツイスターのダブル攻撃でなんとか外れました。銅製ナット&ボルトを使用して錆びても外せるように、残りの1本も外してしまいます。




下から潜って見上げた写真です。作業スペースがほとんどなく、フランジ裏側もフラットではないため、専用工具を使って外すことは無理です。




エキマニを外すには、ラムダセンサ(O2センサ)を事前に外しておきます。
参考レポート No.2047 BMW E46 3シリーズ フロント ラムダセンサー(O2センサー)交換




ナットは、M7という特殊なサイズが使われています。下側からもナットを緩めます。スタットボルトごと外れてしまうかもしれませんが、気にせず1度外します。ちなみに後期だとステアリングシャフト関連を外さないとエキマニと干渉して駄目みたいですが、前期はそのままで大丈夫です。




基本的には上から外しますが、手探りで作業しにくいです。一部のナットは上からでは取り外し困難なため、下側から外します。小型のソケットレンチや、メガネレンチなど、色々な工具を使い分けます。




外した状態です。実際に外すのに1時間以上掛かります。




ボルトは、こんな感じで圧入されています。




外すには、ボルトのネジ側から油圧プレスで押し出す必要があります。




こんな感じで押し出します。ボルトの先端にはステンレス等のナットを付けて、力が面で均等に加わるようにします。ボルトの皿側にはソケット等を置いて台にします。




外れたボルトです。折れなければこういう構造で良いのですが、折れることを考えた設計にして欲しいですね。




エキマニを外した状態のエンジン側です。かなり汚れているので、キャブクリーナー等で清掃します。




ガスケットは新品を使用します。今回は社外品を使用しました。遮熱版の大きさが純正と異なりますが、加工精度等は問題なそうです。




エキマニとの接触面です。社外品ですが、特に問題なさそうです。




スタットボルトを取り付けて、ガスケットをはめ込んだ状態です。スタットボルトにはリキモリのアルミスペシャル LM-1501 を塗っておきます。







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