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No.2526 2021.7.2




BMW E46 ブリーザーホースの搭載位置






□ 1.6気筒エンジンのブリーザーホース

気化したエンジンオイルを大気に放出させない機能がブリーザーホースです。樹脂製のためか、割れたり詰まったりして正しく機能しなくなってしまいます。各ホースは、経年変化で以下のトラブルが発生します。

1 プレッシャー コントロール バルブ 11617501566 内部が詰まる
2 ブリーザー パイプ 11611432559 Oリングの劣化、ヘッドカバーとの繋ぎ目の割れ
3 接続ライン 11611440317 Oリングの劣化
4 エア抜きホース 11157532649 とくに問題は発生しない
7 リターン ライン 11157520035 Oリングの劣化


これらの部品は、インマニを外さないと交換不可能です。ネットでインマニを外さずに交換したようなブログを見かけましたが、恐らく嘘でしょう。

インマニ脱着の要点は、以下のレポートを参考にしてください。
No.2521 BMW E46 インマニ脱着の要点



□ 2.プレッシャー コントロール バルブ 11617501566

この部品です。内部で詰まりが発生するとシリンダヘッドの内圧が上昇し、ヘッドカバーのつなぎ目からオイルが漏れたりするようです。




このような状態でインマニに取り付けられています。




トルクスネジ留め、その1。




トルクスネジ留め、その2。




スロットルを外すと、ネジの取り外しが簡単になります。






□ 3.接続ライン 11611440317

この部品です。Oリングの劣化でオイルミストが漏れたりします。
ギリギリの寸法のため、綺麗に配管しないとうまく連結できません。




こんな感じでインマニにホースを通します。






プレッシャー コントロール バルブのほうと先に接続します。








最後にインマニ側と接続します。






□ 4.エア抜きホース 11157532649

特に問題となる部品ではありませんが、ゴム製のホースのため経年変化で朽ち果てる可能性があります。 交換が大変な部品のため、ついでに交換しておきます。




こんな感じで、プレッシャーコントロールバルブから出ています。









□ 5.ブリーザー パイプ 11611432559

ヘッドカバーと接続する部品です。Oリングの経年変化でオイルミストが噴き出し、周辺がオイルでベトベトになってしまいます。




こんな感じで、プレッシャーコントロールバルブから出ています。 取り付け角度等がずれると、ヘッドカバーまで届きません。








□ 6.リターン ライン 11157520035

特に問題となる部品ではありませんが交換が大変な部品のため、ついでに交換しておきます。 こんな感じで接続ライン(11611440317)と連結します。




この部品もギリギリの寸法のため、配管の取り回し角度が正しくないとうまく連結できません。














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